楽しい土曜開所日

【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】わらしべの家では、毎月1~3回の土曜開所日があります。私たちが楽しく笑顔になれるよう、職員さんたちがレクリエーションなど楽しい企画を立ててくれます。最近では、迫力ある大太鼓の演奏会、仲間たちみんなで楽しんだクリスマス会、ドライブ、お菓子釣りゲームなどなどいろんな楽しいことが土曜開所日にありました。ある仲間にインタビューしてみると、「平日は第1作業所・第2作業所とふたつの棟に別れていて、お互いに顔を合わせるのは給食と昼休みの時間しかない。それが土曜開所日では、同じ食堂で約半日一緒に過ごせるので、楽しいし嬉しい」と答えてくれました。

土曜開所日でも作業の日

 令和7年1月18日日土曜日。この日は、作業の日でした。仲間は平日と同じように請け負い事業、自主製品事業、PC事業といった3つの持ち場に着席。午前9時から真剣に自分自身や作業を依頼してくださったお客様のため、さをり織りの反物を作るうえで最も重要な経糸の本数を決める作業、織り作業、各種印刷作業など多種多様な作業に取り組みました。

 感想を聞くと「お仕事、楽しいよ」と教えてくれました。それは、例え小さな部品の組立作業であったとしても、ひと箱の名刺印刷作業であったとしても、さをり織りのひと織りだったとしても、自分が社会の一員として立派に仕事にかかわり、その製品が世の中に出て、誰かの役に立っている喜びを知っているからだと、仲間のひとりとして僕は感じています。

多種多様な作業に取り組んでいます
手前が自主製品事業で、奥がPC事業です

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warashibenosato