5年ぶりの日帰り旅行に行ってきました

【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】6月28日栃木市社会福祉協議会のマイクロバスとわらしべの里公用車2台に分乗し、わらしべの家で働いている仲間たちは、「陸・海・空・宇宙」勢揃いのテーマパークとして茨城県筑西市にオープンした『ユメノバ』に出かけました。 わらしべの家は、新型コロナウイルス感染防止のため、令和3年からグループごとの外出を続けてきましたが、令和5年5月8日に新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行したことを受けて、この日が令和元年秋以来5年ぶり14回目の日帰り旅行でした。

仲間たちは、さまざまな乗り物を堪能する

 広大な敷地にズラリと並ぶのは、陸・海・空・宇宙の乗り物たち。今回はその数ある展示物の見学に傘をさしたり、雨カッパを着て、グループごとに探索しました。受付をすますと、左奥に実物大の踏切が見え、「きっと列車が展示してあるのだろうなあ」と予測できました。50m進むと線路が見え、レールパークに来たことが分かりました。パーク内の線路には寝台特急「北斗星」、D51形蒸気機関車、上越新幹線などの鉄道車両12両が停まっていました。北斗星には、レトロで懐かしい寝台車や食堂車など4両の客車を連結されていました。スロープが設置されているので、車いすでも特急列車のすぐ近くにまで行くことができ、車体に触れることができました。車いすユーザーとしてとても嬉しく思いました。ありがとうございました。

寝台特急「北斗星」、D51形蒸気機関車の前で
「北斗星」に乗っていま~す!
みんなで国内旅行に出発~!
ヘリコプターの前でみんな笑顔!
チョコレートアイス、おいしそうですね
日本の技術力と太平洋戦争に思いを馳せて

 いくつかのグループは、科博廣澤航空博物館へ向かいました。広い体育館のようなスペースに戦後初の国産航空機「YS-11」や昭和34年、南極大陸に取り残された2匹の兄弟犬、タロとジロを救出したヘリコプター「シコルスキーS58」があり、日本の技術を目の当たりにして誇りに感じました。ほかにも太平洋戦争で主力となった旧日本軍の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」など、国立科学博物館の所蔵する歴史的価値のある航空機たちが並んでおり、先の大戦でたくさんの方々が亡くなられたこと、その方々の犠牲の上に今の私たちの生活が成り立っていることを実感しました。

「バナナ園」も見学しました

 受付を出て右奥に「バナナ園」もあり、熱帯雨林のような温度で管理されていました。木に実っているバナナは、食卓にある黄色いものではなく、まだ熟していない緑のバナナだったので仲間たちは驚いていました。

5年ぶりに対面形式を取り入れ、昼食を全員で

 童心に戻って約1時間の見学を終え、「おなかすいた」という声も聞こえるようになったので、道の駅グランテラス筑西へ。多目的室をお借りし、5年ぶりに対面形式を取り入れ、昼食に鶏のから揚げ弁当を食べました。

「おやつは、別腹」アイスやスイカのスムージーもおなかへ

 丸く大きなから揚げに仲間たちは満足したようですが「おやつは、別腹」とよく聴きますね。14時過ぎまで、その言葉のとおり多目的室からおいしそうなアイスやスイカのスムージーを食べに行ったり、お土産を買ったりしての~んびりゆっくり時間を過ごせました。

 わらしべの家到着後、思い出を胸にしまい元気よく仲間たちは16時に帰宅しました。コロナ渦にわらしべの家に入った仲間は、「さよなら。日帰り旅行〇(マル)だったね。楽しかったね」と満面の笑顔でした。

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