「令和6年1年間健康に」と願いこめ、豆まき
【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】令和6年2月3日の土曜開所日。わらしべの家も豆まきを第1作業所の玄関で行いました。「仲間の会年間計画」の行事として組まれ、毎年恒例の鬼退治。今年で17回目になりました。
鬼さんもしぶとく居座っていましたが…。
食堂で集まっていると、青鬼さん、赤鬼さん2人が支援員さんに呼ばれ、なぜか静養室から「みんな元気だったかな」とやって来ました。驚いた仲間たちは豆を持って、「鬼は外、福は内」と言いながら鬼さんを退散させようと豆をまきました。それでも「せっかくみんなのところへきたのだから、このままいたい」と言っているかのように逃げていきません。そこに邪心を追い払う福豆バズーカーを持った男性がやってきて、天井に向けて発射したとたん、逃げ出した2人の鬼さんとともに1年間の間に知らず知らず棲みついた意地悪い鬼さん、なまけ鬼さん、誰よりも自分をよく見せたい鬼さん、遅刻鬼さんなどもみんなの身体から逃げ出したような感覚になりました。
鬼退治の後はボウリング大会
鬼退治のあと、ボーリング場に変わったわらしべの家。この日、行われたペットボトルボウリングでは、1点・3点・5点と点数が書かれているペットボトルをピンに見立てストライクやスペアを狙いますが…なかなか思うようには倒れてくれません。それでも廊下をボウリングレーンに見立てたひさしぶりのペットボトルボウリングに、みんな楽しそうな様子でした。
鬼の親分さんありがとうございます
感染防止に、「密閉空間」「密集場所」「密接場面」の3つの「密」を避けるため、昼食を食べようとしたとき、窓を叩く鬼の親分さん2人の姿が見えます。わらしべの家にはこれまで鬼さんが2度来訪したことがなく仲間たちは“「あれ、あれ、鬼は外、福は内」と豆まきしたよねえ”と不思議がっていました。支援員さんが迫力のあまり?招き入れ、仲間たちに鬼をモチーフにしたお菓子入れでお土産のお菓子が配られました。混むには「今夜のおつまみに食べるんだぞ」と、渡されました。そして玄関で「支援員さんの話をよく聞いてまた1年元気で過ごすんだぞ」と言われ、どこかに帰って行きました。
鬼の親分さんのサプライズ訪問を受けた後、仲間たちは昼食を改めて食べはじめ、終わった順から自由解散となりました。節分の翌日は立春。寒さにもお別れが近いようです。三寒四温で春を迎えたいですね。
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